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開発の背景 |
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近年各種デジタル情報家電製品が増加して電気や通信コード数は目に余るほど煩雑化してきました。
この為に、電波を用いてワイヤレスで無線給電する技術開発を官民連携で今年(平成21年2月)から開始したものの、電波や電磁誘導で電力給電をする距離は僅か数mmしか確立していない。
弊社は発光・受光デバイスを開発して、このデバイスを用い、距離0.3〜1m空間の電力及びデータの伝送を可能にし、電子ペーパー装置を無電池化、ワイヤレス化で、電子ペーパーの画面を書き換える装置を開発しました。
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2. |
製品の構成
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概略、下図に示す「投光機」と「受光機」で構成される。
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現在、製品化に向けて開発中です。
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遠距離型(試験中)
0.3〜1m |
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3. |
類似技術との比較
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現在多く使用されている「電磁波、電波」方式と弊社で開発の「赤外線方式」を比較する。 |
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4. |
市場へのインパクト
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(1) |
自動車部品倉庫に於ける部品IDを認証しながらの正確性が求められる部品ピッキング作業 |
(2) |
スーパー等に於ける電池レス化電子棚札への給電作業への応用等 |
(3) |
高電圧電源の発電所(含む原子力発電所)、変電所のトレーサビリテー表示器に電池レス電子ペーパーを用いる→電波でなく光の安全性 |
(4) |
病院内で通信する、安全で混信の無い安心できる光通信を表示に用いる。 |
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